屋上庭園

ハンドメイドと日々のこと

25年探した本が見つかった話

久しぶりにブログを見返していたら2018年にこんなブログを書いていました。

 

赤い実はじけた?と赤い筆箱の話 - 屋上庭園

 

最後に触れている赤い筆箱の話、見つかったんです!

 

 

きっかけ

 

ある日『あやふや文庫 (@ayafuyabunko)』というアカウントをTwitterで見つけました。

 

 

なんとなく断片的に覚えている本について捜索をお願い出来るのです。

 

 

早速お願いしてみることにしましたが、実は色々なところで定期的に尋ねていたけど

全く反応がなかったのです。

今回も見つからないだろうなと思っていました…。

 

 

こちらがあやふや文庫様にお願いした内容です。


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あやふや文庫 (次回募集は2月予定) on Twitter: "【あやふや本NO.6605】 こちらの本を探しています https://t.co/VT44yllKQG" / Twitter

 

そうしたら、10分ほどで返信を頂き、すぐ見つかりました…!!(@_@;)

 

 

『筆箱』藤田順子

 

私がずっと探していたのは藤田順子さんという方の子守唄の余韻という本に収められた『筆箱』というエッセイでした。


Amazonで調べたら5000円ほどに値上がりしてたので💦

(注:2023年現在は7400円でした……)

図書館に聞いてみたらすぐ取り寄せていただき、その日の内に読むことができました✨

 

(書庫に入ってる…)

 


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やはりずっと印象に残っていただけあって、とても良かった…。最後の一行、覚えていなかったけど忘れられなかったのはそれが理由だと思いました。

 

 

エッセイ集ですがご両親や家族の事を暖かく綴ってあり。着物についてのお話しもあって興味深かったです。

お母様を看取ったようで、その描写は少し辛くなってしまったけど。

 

 

ぜひ手元に置きたいと思ったけど絶版、調べたら出版社も何故か終活の会社に変わっており作者についての情報も殆ど無い。

 

 

後に試験問題を見つけました。

 


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試験問題になる位なのだから、もっと手に入りやすいといいのですが…。

ただ作品名がわかったので読みたくなったら図書館に借りる事が出来るのが幸い。

それにしても『子守唄の余韻』というタイトルもなんて素敵なんでしょうね…。

 

 

 

あやふや文庫様、お答え下さった方、本当にありがとうございました。

 

 

 

余談ですが、赤い実はじけた読んでみようと思うと書いているのにまだ読んでいません…。

読みます…!